Prime Reading で読んだ本紹介①
こんにちは、パル子(@parucock)です。
突然ですが、
みなさん、Amazonは使っていますか?
私はアマゾンヘビーユーザーです!!笑
Amazon Prime会員になると、無料でPrime Reading というサービスを利用することができます。こちらがビジネス書から小説から漫画から色々あって、中々面白いので最近通学時間にずっとkindleで読んでいます。
ということで今日は、最近、Prime Readingを利用して読んだ3本をゆるーく紹介したいと思います。読書感想文を読むつもりでかるーく読んで下さい。
「クィディッチ今昔」J.K.ローリング
クィディッチ今昔 (Quidditch Through the Ages) (ホグワーツ図書館の本)
【簡単説明】
ハリー・ポッターの作中にも登場する歴史者が特別にマグルの世界にやってきた!(ダンブルドア先生ありがとう)これを読めば、クィディッチの歴史から反則技からチームのことまで何でも分かります。
いちハリポタファンとして読まねばと思って読んだ。「幻の動物とその生息地」や「呪いの子」も読みたいと思っているのですが、中々……と言った感じです。
感想はローリング先生の頭の中すごい。これに尽きる。
この一般論が当てはまらないのが日本で、過去1世紀の間に、クィディッチは着実に人気を上げてきた。最強チームはトヨハシ・テング(豊橋天狗)で、1994年、リトアニアのゴロドク・ガーゴイルズに惜しくも破れた。しかし、負け戦の儀式に、自らの箒を焼き払う習慣は、せっかくの木材を無駄にするものだと、国際魔法使い連盟クィディッチ委員会が難色を示している。
ちらっと日本も登場します。自分に馴染み深いものが登場するとテンション上がる現象。日本の最強チームの名前は「トヨハシ・テング」!
「マリーの愛の証明」川上未映子
マリーの愛の証明 (Kindle Single)
【簡単あらすじ】
女子寮に暮らすマリーが元カノのカレンに愛の証明を迫られる話(私を本当に愛していたのかどうか?)
あれらの日々とともにあった彼女自身の細胞の多くは死に、爪や髪の毛だってほとんど生えかわったのだ。
こういう表現が川上未映子さんっぽい。
自分にしかわからない話をしながら、それでも誰かとわかりあえることを夢みながら、他愛のないおしゃべりをくりかえしながら、そしていつか、何もかものすべてにすっかり終わりがやってくることを信じながら、女の子たちは彼女たちの住むミア寮へもどっていった。
ここも好き。
川上未映子さんのお話は多分2,3冊しか読んだことがないのですが、最近様々な賞を受賞するなどして、人気が出てきた作家さんですよね。私も初めて読んだときは「なんじゃこれ!?すごい独特!」と思った記憶があります。
この作品もその独特の世界観が表れているんじゃないかな。年代も場所も「ミア寮」がどういった寮なのかも分からないのが逆にファンタジーっぽいのかもしれない。
読んだことない方は是非、川上未映子ワールドを堪能してみて下さい。サクッと読めます。
「おしまいの時間」狗飼 恭子
おしまいの時間
【簡単あらすじ】
二十一歳のリカコとイズミは、高校時代の先生の死により再会する。先生の弟のワタルを含めた3人が恋や自分の存在意義に悩む話
めちゃざっくりしてますが、筆者が二十二歳のときの作品だそうで、誰でも感じた事のある空虚感や「誰かに必要とされたい気持ち」なとが繊細な文章で描かれています。始まりが特にとても美しいと思います。
幸せと不幸せのさかいめの襞 に、私はいる。
優等生だと言われる自分に飽き飽きしているリカコ、容姿端麗で我儘なイズミ。どちらも何かに傷ついて、自分を救ってくれる人を求めている。
ポケベルが出てくるところで、初めて「えっこれって昔の話だったの!?」って気づきます。実は90年代後半の作品でした。
いつの時代の若者も同じように、自分について悩んだり、他人と比べてみたり、おとなと子どもの境目で悩んでいるということですね。モラトリアムってやつですね。
私もミートソースパスタ作ってくれる可愛い高校生と暮らしたい。(犯罪)
ということで、今日はPrime Reading の中でもサクッと読める小説&副読本の紹介でした!
本が好きな人なら、Prime Reading とてもおすすめです。プライム会員について詳しくはこちらからどうぞ。学生さんなら、Amazon Studentでお安くサービスを受けれます。
ありがとうございました。
おわり。