スタジオ・ジブリ 鈴木敏夫 言葉の魔法展に行ってきた。
先日、鈴木敏夫さんの言葉の魔法展 行ってきました。
松阪屋美術館にて開催中
人生初の松坂屋美術館。南館7階にあります。
ちなみに、矢場町駅(5・6番出口)直結。
平日の夕方ということもあり、様々な年代の方がいらっしゃいました。
入館料は一般は1200円ですが、松坂屋のLINE@に登録すると、1000円になりました。
チケットを手に、いざ入場!!!
展示品は主に鈴木敏夫さんの直筆の言葉たち。筆で書かれた言葉がとても見応えがあります。
鈴木敏夫さんは元々言葉を集めるのが好きな方らしく、気に入った言葉はノートに記していたそうです。そして、自分で書いていたそうです。きっと、とても「言葉」に敏感な方なんだろうなと思いました。
そして、言葉を書くようになったのは、「宮崎駿さんに絵では敵わない」と思ったからというエピソードがありました。元々、落書きしたりラフを書いたりするのが好きだったけど、宮崎さんに出合い、この人には敵わないと思って言葉を極めることにした、と。なんというか、宮崎駿さんの天才ぶりが伺えますよね。
写真撮影禁止だったので、文字の画像はないですが、鈴木さんの字は力強くて繊細。意味わからんですね。本当にその言葉ひとつひとつの意味を表現した字体というか。私の乏しい表現力では伝わり難いのですが、上手いのはもちろんで、味があるというか。
あ、参考画像ひとつありました。出口においてあった、開運おみくじ。
「継続は力なり」という心強い言葉を貰いました。
「言葉は体をあらわす」という言葉の通り、それぞれの言葉自体を筆一本で表現することがとてもお上手だと思いました。
私が気に入った言葉たち
入ってすぐの、
「人生は単なる空騒ぎ 意味など何ひとつない」
という言葉が私は好きだなと思いました。これは、シェイクスピアの戯曲「マクベス」の台詞らしいのですが、良い言葉だなと思いました。
他にも、
「どうにもならんことはどうにもならん
どうにかなることはどうにかなる」
とか
「さよならだけが人生ならば
また来る春は何だろう」
とかステキな言葉だなと思いました。それこそ書いて部屋とかに飾っておきたいですね(笑)
他にも、鈴木さんが幼少期読んでいた漫画に本、映画や大学生時代に作っていた同人誌など様々な展示があります。意外と全部見るのに本当に時間がかかりました。
手書きの文字のあたたかさ
あと、鈴木さんが書かれた映画のタイトルの原稿やキャッチコピーの原稿がありました。
一見、手書きとは思えませんが、全部手書きなんだよなあと改めて感心します。(「思い出のマーニー」の字とか、「借りぐらしのアリエッティ」の文字もそうです。)スタジオジブリはとことん、手描き・手書きに拘っているんだなあということを再認識。だから、初めて見る絵や文字なのに、どこか懐かしかったり、あたたかい感じがしたりするんでしょうね。
撮影できるコーナーもあります
写真が撮れるコーナー。ジブリファンにはたまらんですね!!
みなさんカメラを構えていらっしゃいました。
すごいジブリ作品が観たくなります。テスト前なのに。
展示は16日の月曜日まで行われているらしいので、興味のある方はぜひ足を運んでみてください(^o^)
9/14 追記
現在、広島県の筆の里工房さんでの展示が行われているそう。近隣にお住まいの方は是非足を運んでみて下さい〜!
以上、パル子でした!!
おわり。